喪女の脱皮 ぷたろう子上京日記

アラサー、喪女、無職なのに上京… もっさりぷたろう子の夢を叶えるブログ

耳鼻咽喉科に行ってきた

昨日は高熱が出て眠れませんでした。

1時間置きに起きて結構辛かったです。

 

昨日病院に行きたかったのですが近くの耳鼻咽喉科が休みだったのです。

電車を乗り継いで行く気力もなかったため、今日の朝行ってきました。

風邪の時は内科より耳鼻咽喉科に行ったほうが良いらしいです。

特に私は喉からくる風邪がほとんどなので、喉をしっかり見てもらうために内科ではなく耳鼻咽喉科に行きます。

激しい咳をゴホゴホエッホン!!としながら(もちろんマスクしていたよ)待っていると、スーツをビシッと着こなした30代前半くらいの男性がいました。

同じく風邪らしくゴホゴホ言ってたのですが、スーツ姿ということは病院が終わったら会社に行くのでしょう。

熱があってダルいかもしれない、喉が痛いかもしれない、咳が止まらない…なのに会社に行く…

凄いなぁと思いました。

 

日本の会社は風邪くらいじゃ簡単に休めないという雰囲気があるけど、人に移してしまう可能性だってあるし、具合が悪かったらしっかり休養できる社会に早くなってほしいと本気で思いました。

特に私は人の30倍くらい生活習慣に気をつけているのにすぐ風邪を引きます。

そして高熱が38〜39℃くらいまで出てなかなか下がりません。

冗談や甘えではなくて、10日は起き上がれない日々が続きます。

おそらく生まれつきのエネルギーが他人の半分くらいなのだと思います。

人が半日過ごしてるうちに、私はお昼頃にはもう1日分のエネルギーを使い果たし、グッタリしています。

皆が普通にできることが、私にはそもそもできないのです。

運動は好きなのでずっと体育会系の部活に入っていましたが、それで体力がついたということは全くありませんでした。

むしろエネルギーが続かなくて毎日グッタリ、テスト前に風邪を引いたり、毎日腹痛を起こしていました。

なので就職するときも怖かったです。

こんなに身体が弱くて週5日連続で働けるのかと。

でも挑戦しないことには始まらない!と思い、就職。

そしたらブラックもブラックで入社当日から残業。

毎月の残業80時間。

週5日どころか下手したら週6日勤務。

まだ「ブラック企業」という言葉がほぼなかった時代です。

世間は「石の上にも三年」、仕事は辛いものだという風潮だったため、心身ともにボロボロになりながらも頑張りました。

けれどストレスで過呼吸になり、生理痛も痛み止めが効かないほど酷くなり、古傷の痛みが出てきて椅子に座れないほど。

直属の上司からの気持ち悪いセクハラと嫌味と、容量オーバーの仕事を押し付けられ、他の人に相談してもなかったことにされる。

それでもガンバレガンバレと自分を鼓舞してきましたが、ある日突然布団から1cmも起き上がれなくなりました。

起きなきゃと思うのに、金縛りにあったかのように全く動けないのです。

まるで妖怪の「ぬりかべ」がのしかかっているかのようでした。

それでもなんとか力を振り絞って起き上がり出勤する毎日でした。

でも、出勤すると罵倒の嵐。

泣きながら帰る道すがら、もう死にたい、死んだほうがいいと思うところまで追い詰められました。

yahoo!知恵袋で「新卒 退職したい」と検索して、今までの皆さんのQ&Aを読みまくっていました。

年が古い質問だと、この質問者さんは退職したのかな、今はどうしてるのかな、一緒に飲んで語り合いたいなと思っていました。

私は大学をストレートで卒業した後に、すごく珍しい資格取得のためにもう1年他の大学に通っていました。

それを評価してくれる会社は無く、新卒なのに新卒採用で採ってもらえず就活は難航し、友人と呼べる人がいない状態で上京・就職しました。

仕事の愚痴をこぼせる相手がいなかったのも、どんどん追い詰められた原因だと思います。

 

いよいよヤバイ精神状態だった時、向こうから近づいてくる電車を前に「ここに飛び込んだらいいのかな」と考えました。

けどハッとして、「逆になんで私が死なないといけないのか、死ぬなら社員をボロ雑巾のように扱う社長の方ではないのか?」と気づき、死ぬくらいなら退職してやる!と奮起できたのです。

上司に退職を伝える時は恐怖で心臓バクバクでした。

けど意外にも上司はあっさり納得してくれてそのままスムーズに社長まで報告が行きました。

社長は激怒したはずですが、ちょうど年末年始を挟んでいたのであまり顔を合わせずに済み、少し怒りが落ち着いた感じで退職日まで過ごせたのが良かったです。

いよいよ辞める日、社長はずっと不機嫌でした(まぁ、いつもだけど)。

ヤクザみたいな顔がさらにヤクザっぽくなっていました。

その時の社長の言葉が「あんたはもう社会に出ない方がいい。結婚して子ども産んだ方がいい」でした。

すごーい!!!!

最後の最後でかける言葉がそれ???

性格の悪さが見事に分かりますね。

上司ですら分からない仕事、かつ締め切り当日に仕事を渡されるなんてよくある話で、日付が変わるまで1人会社に残って頑張っていたのに、それを全部知っててそういうこと言えちゃうんですね。

さすが、残業はしろ!けど残業代は出さん!という典型的なブラック企業の社長だけありますね。

いかに残業代を出さないか、ということに心を砕いていたようで「残業代を出さずにみなし残業で働いてもらうには」みたいなセミナーのチラシが届けられる会社でした。

おい、見える場所に置いとくなや笑

社員10人くらいしか居ない超零細企業だったのに、直近の5年間で13人ほど退職したというすごい会社でした。

教訓は、年がら年中求人を出しているところは絶対避けること、同族企業は絶対止めること、ですね。

同族企業かは入ってみないと分からないことが多いので何とも言えませんが…

 

退職後、すぐに身体の不調は消えました!!

どんだけ会社や社長や社員がストレスになっていたかよーーく分かりました。

そしてストレスが身体に与える影響も。

 

その後紆余曲折を経て就職したのですが、やはりそこもブラックでした。

基本求人ってブラックしかないですよね…

人が居着かないから求人が出るのですものね…

そこの会社はイジメがすごくて退職しました。

何コールなろうと誰も電話に出ない、出ても引き継ぎをしない(メモを残さないので、誰が電話を取ったのか分からないし、番号を控えてないのでそもそも折り返せない)、人が用意したものを横から掻っ攫う、教育係からの完全無視&完全放置。

本を読んでレポートをまとめろと言われたので提出したら、店長に「なにこれ、こんな立派なもの作らなくて良いのに。読書感想文でいいのに。ぷたろう子さんらしい〜やっぱ大卒は違うね〜ははっ(嘲り)」と言われたり。

あの、読書感想文とは言われませんでしたけど。

レポートならそれに則ったように書くのが当たり前ですけど??

ていうか、社会人としてこのくらいのレポートなんて当たり前というか、むしろレポートと言われて読書感想文提出するほうがヤバイでしょ。

と思いましたね。

また、本来なら問題にならない事案も適切に対応しないがために大問題に発展する。

そして責任の押し付け。

あまりにも低レベル過ぎて、こんな環境にこれ以上居たくないと思ったのです。

きっと、新人だからと掃除や片付けや色んなことを率先してやっていたら下に見られたのでしょうね。

どんどん理不尽な仕事を押し付けられました。

私を含め同期が6人居たのですが全員辞めました。

前任者2人がイジメで退職したという店舗に配属された同期は、初日から激しいイジメに会い、3日で行くのを辞めそのまま退職しました。

…正解だと思います。

上層部は誰が主犯か分かってるのに、報告も入ってるのに全く動こうとしない。

犯人を辞めさせもしない。

慢性的に人手が足りないなら、問題を根本的に解決して、働きやすい環境づくりをしろよ!と思いました。

何人も辞めてるのに、全く動かない会社にも失望しました。

これ、新卒なら丸め込まれていたと思うけど、皆中途採用でそれなりに社会経験積んできたから「ここ、かなりヤバイ!早めに辞めないと!」って察知できたんだと思います。

 

そんなこんなで、ホワイト企業に当たるのは宝くじに当たるより稀だと念頭に置いております。

覚悟を持って転職活動をしているのですが、今までの経験からもう働くのが怖くなっています。

入ってみないと分からないのですが、またブラックだったらどうしよう、人間関係が上手くいかなかったらどうしようと考えてしまうのです。

求人を見ていても、怖さが先に立って動けません。

 

というか、そもそも人より身体が弱い私がまた組織に入って働けるのだろうかという懸念があります。

いや、恐らくダメだと思います。

100%身体を壊す自信があります。

今までのところ全て体調不良で退職してきたので…

我慢強いとはよく言われるのですが、頑張りすぎてストレスがダイレクトに体調に来るのでしょうね…

ストレスもなかなか発散できないし…

 

けど、お金は稼がないと生きていけない。

在宅でできる仕事が良いけど何のスキルもない…

ちょっとでも興味のある分野は、非正規でお給料が安過ぎて暮らしていけない。


この悪循環をどのように突破したら良いんだろう…